デジタルコンテンツカタログ 2023

ウチダ デジタルコンテンツカタログ Vol.133


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事例01姫路市教育委員会様姫路市教育委員会事務局総合教育センター教育研修課ICT環境整備係管理指導主事坂田怜輝氏姫路市様では、L-Gate®+EduMallで名簿連携を行い、学校側の管理負荷軽減を図ると同時に、EduMallキャッシュボックスの導入によって、学習者用端末でのコンテンツ利用を促進しています。坂田指導主事にお話をお伺いしました。L-Gate+EduMallで、名簿連携の利用について姫路市は、MEXCBTを利用するための学習e-ポータルとして、令和4年度初めに、今まで利用していたGoogleのアカウント体系を変更することなく利用できる点を評価し、L-Gate®を導入しました。同時にEduMallについても、従来、各校での共通アカウントの利用から、個人アカウント運用に変更し、Googleに対してSSO連携を行いました。これにより、児童・生徒とともに先生方もEduMallをSSOで利用できるようになり、授業開始時の負荷軽減につながっています。姫路市としては、それぞれのシステムで利用するアカウントの管理が膨大な負荷となっていたのですが、SSO連携することで、そのアカウントを1種類にすることができました。また、同時にL-Gate®とEduMall間では、利用アカウントの名簿連携機能があるため、L-Gate®にアカウントを登録することで、EduMallのアカウントは自動作成されるので、EduMallへのアカウント登録作業などの管理工数は大きく低減できると考えています。今後の年次更新時に運用・管理の負荷軽減等の効果が実感できると期待しています。EduMallキャッシュボックスの導入について姫路市では、GIGAスクール構想による学習者用端末の導入・運用によって、市内の情報インフラの負荷が急増していました。そこで、現状の運用負荷と、今後の一層の利用拡大を想定し、ネットワーク負荷軽減の対策として、EduMallキャッシュボックスを令和4年度初めに市内93校(児童・生徒数:100名以上の学校)に導入しました。その結果、令和3年度に発生していたGoogleChromeOSのアップデートファイルのダウンロードによるネットワークの接続遅延がほぼなくなりました。同時に、日々の授業で発生する多台数での学習者用デジタル教科書利用についても、授業に支障をきたすことがなくなったことから、効果があったと判断しています。ただし、大規模校ではキャッシュの効かない初回利用時に遅延が発生することはありますが、これについては、登校した生徒から順次ログインするなどの分散起動の対応をすることで、かなり解消できています。機器の設置と使い方の工夫で、現状の市内の情報インフラを有効的に利用できていると考えます。※姫路市様では、EduMallコンテンツ以外にも、GoogleChromeOS・GoogleChromeブラウザのアップデートファイルをキャッシュする運用を行い、市内の通信パケットは、93校の平均で87.3%低減されています。GIGA1人1台端末本格稼働に向けてキャッシュボックスの利用で快適な環境へ!学習者用デジタル教科書をはじめとした児童・生徒用コンテンツの利用が進む中で、EduMallでは、ネットワークのトラフィックの問題を解決するため、専用キャッシュボックスをご用意しました。※キャッシュボックスは、EduMall専用のWEBコンテンツキャッシュサーバーです。お客様の利用環境に合わせてご提案させていただきます。4つのポイント01児童・生徒端末の利用増加による通信トラフィック問題を解決!02学校のネットワーク出口の帯域不足を改善し、EduMallコンテンツを快適に利用可能!学校GIGA端末設置例ブリッジ型認証インターネット大容量のコンテンツデータ初回アクセスで蓄積0304EduMallクラウドセンターと学校間の通信量を削減可能!EduMall導入後でも設置可能!学校リバースプロキシ型認証GIGA端末大容量のコンテンツデータインターネット初回アクセスで蓄積36WEBからもカタログをご覧いただけます。www.uchida.co.jp/education/catalog


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