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デジタルエコシステム実現への取り組み文部科学省が進めるGIGAスクール構想により、小中高の学校では児童・生徒1人1台の端末環境が整備され、デジタル教科書やデジタル教材の活用による新たな学習が加速、デジタルコンテンツへのニーズも多様になり、利用者の「使いたい物」が「簡単に導入できる環境」に創り上げることが、至急の課題となっております。私たち内田洋行は国際技術標準であるIMS技術標準に対応を推進することで、1ベンダーの自前主義から各社との共存共栄をしながら相互連携し、より良い学習環境を提供できる「デジタルエコシステム」の実現に取り組みます。IMS技術標準に対応し、他システムとの相互運用性を確保IMS技術標準IMS技術標準とは、IMSGlobalが定める教育データの国際技術標準です。IMSGlobalは多様なシステムやアプリケーションの連携による学習環境(デジタルエコシステム)の実現を目指す国際団体であり、日本では日本IMS協会が普及・推進しています。LOOK▲P.12「日本IMS協会」について詳しく掲載しています。IMS技術標準に対応し、他システムとの相互運用性を確保し、L-Gateやその連携システムによる学習データの活用により、1人1台環境における最適な学びの環境の実現を推進します。校務支援システム成績情報/健診情報/名簿情報OneRoster※学習eポータル学習教材・アプリ学習・分析システム内田洋行A社B社CSVOneRoster※学校記録データ学校成果物/学習活動ログ/テスト結果内田洋行C社D社内田洋行F社E社LTI※LMS各社OneRoster※LTI※CASE/Caliper※●Microsoft365(Office365)Education●GoogleWorkspaceforEducation●MoodleCANVASなどOneRoster※LTI※コンテンツ配信サービス内田洋行G社H社3つのメリットI社J社CBTシステムK社L社各社学習ツール※:IMS技術標準の規格です。1学習システムを開発する企業に対して、参入しやすくなる。2企業はお互いに切磋琢磨し、より良い学習環境の提供を進め続けることができる。3既存の仕組みに縛られることなく、利用すべき学習システムの導入ができる。IMS技術標準に対応した学習eポータル「L-Gate」を開発し、多様な学習システムとの連携を実現「EduMall」をIMS技術標準に対応することで、デジタルエコシステム環境での提供を可能に内田洋行はまず手始めに、文部科学省のMEXCBTの利用者の入り口として接続できる学習eポータルを2019年に開発。そして2021年より、学習eポータル「L-Gate」として提供を開始しました。「EduMall」をIMS技術標準に対応することで、「EduMall」から提供しているデジタル教科書やデジタル教材をデジタルエコシステム環境での運用を可能としていきます。LOOK▲P.6「L-Gate」について詳しく掲載しています。LOOK▲P.8「EduMall」について詳しく掲載しています。教育用デジタルコンテンツカタログ20225